親のネットリテラシーを養うため、iPad(wifiモデル)を渡して1年以上が経過。
LINEにも慣れたので、そろそろ外出先でも使ってもらうため、操作がほぼ同じ
iPhoneを渡すことにした。
そんなにヘビーに使うわけがないので、回線はmvnoで月1000円未満にする。
今回購入したiPhone5c+mvnoのiijmioを選んだ基準や設定、使い勝手を紹介していく。
目次
安くて性能も満足出来そうなiPhone5cの新品一括品を狙う
iPhoneといっても色々あるのだが、ベンチマークサイトなどに出ている性能を
かなり大まかな数字で表すと以下だ。
- 3000・・・iPhone5s = iPad Air
- 1500・・・iPhone5 = iPhone5c = iPad 4
- 700・・・iPad mini
- 600・・・iPhone4S
こう見ると、私が常用しているiPad miniよりiPhone5の方が性能が良く、
恐らくゲームなどしない親世代が使う分にはiPhone5sや6など必要なく、
iPhone5か5cで全く問題ないと予想出来る。
一方iPad miniはiOS8にしてから動作がもたついているので、iPhone4Sを
今購入するのはかなりキケン臭がする。
※追記:2017年現在ならAmazonでも安くなってきたので、メルカリしなくても良い。
iPhone5cは型落ちとはいえsim free版は高いので、mvnoでも使えるdocomo版を
最近流行りのフリーマーケットアプリで探した。
メルカリやフリマでiPhone5/5cを探すと、5cの方が在庫が多く安い。
しかも、フリーマケットには中古電気屋と違って個人が直接売っているものなので、
「新品・一括購入」の商品が結構あるようだ。キャッシュバックをもらって端末も
売っている人だと思われる。
ただ、中には悪い人や本当に悪意なく無知な人もいるので、分割購入でまだ割賦が
残っている端末を売りに出している人が居る。これを買ってしまうと、売却した人が
契約解除した時、端末はdocomoなどのキャリアから通信ロックされいわゆる赤ロム化
してしまう。数万円がパーだ(wifiだけは使えるらしいが)。
個人からスマートフォンを買うときはこの点に気をつけたほうが良さそうだった。
一括購入された端末の判別方法
docomo公式の「ネットワーク利用制限携帯電話機確認サイト」 に端末の製造番号を入れると、
一括購入され1ヶ月程度以上経過している端末は○がつく。
ただ、購入直後の端末は△なので判別ができない。不安なら、既に○になっている品だけ選ぶのが無難。
ちなみにdocomo以外のキャリアも公式に判別サイトがある。
- Au ネットワーク利用制限携帯電話機照会
- SoftBankネットワーク利用制限携帯電話機の確認
※2014/10/3追記:ようやく○になりました。ほっ。
ということで、iPhone5c 16GB docomo(新品)を26000円で購入することができた。
余談だが、iPhone5cのdocomo版は購入時のiOS7の状態ではテザリングが起動出来ない
制限があるが、iOS8にアップデートするとテザリングができるようになる。
新品状態からのOSアップデートなら余計なデータも入っていないので30分程度で終わる。
MVNO選び ガラケーと2台持ちならLINE認証のためにSMSは不要!
mvnoは、既に友人が利用しているIIJmioを使うことにしていたのであまり
比較はできていない。ビックカメラの店頭で買うバージョンの
「BIC SIM powerd by IIJ」
だと、同じIIJでWifiも数社使えるというオマケつきになるのでこれを購入した。
※後で知ったが、ビックカメラへ行かなくても、Amazonでも購入できる。
現在使用しているガラケーを解約して電話付きsimを買うか、ガラケーを残して
データのみのsimにするか、というのを考えたが、たまたま電話の2年契約がまだ
1年残っていたのでガラケーを残すことにした。
そうなるとデータのみのsimにsmsをつけるか付けないかだが、ガラケーのSMSが
あるのでsmsは付けなくてもLINEが登録認証・使用が出来る。
が、sms付きsimにしないとiPhone+IIJmio simではアンテナピクトが見えなくなり、
今アンテナが何本立っているのかわからなくなる問題があるため、サービス精神で
smsありのプランにすることにし、simを購入した。
プランは、2GB/月にした。
電話なしのsimは解約違約金が無いため、いつでも乗り換えられるのだ。
mvno IIJmioの登録手続き・iPhoneセットアップ
IIJmioの公式サイトからsimのプランを選択し、住所氏名カードナンバーを登録すれば
即開通する。
iPhone側でやることは2点。
- wifiなどでまずネットに繋ぎ、IIJmio公式サイトのiOS APN構成プロファイルをインストールする。
- iTunes Storeから、IIJmio通信速度切替アプリであるIIJmioクーポンスイッチ(みおぽん)をインストールする
もし電話付きのsimにしたのなら、「みおふぉん」アプリもインストールしておくと、通話が50%OFFになる。
プロファイルをインストールすることで、apnやmccなどの設定がインストールされ、IIJmioのネットワークにつながるようになり、
めでたく開通。
みおぽん は基本、常にLTE通信ONで使うが、アプリを起動すると当月LTEを使える容量が
即確認できるため便利。
お値段計算
初期費用 = 30,540円
- iPhone5c 本体 26,000円
- sim 本体 3,500円
- sim 使用料/月 1,040円
2年間総費用 = 54,460円
※電話に使うガラケー(月々980円)が残っているのだが、計算に入れていない。
iPhone6を2年使うと総額15万位とかになるらしいが、iPhone5cとmvnoだとリーズナブルに
家族のiPhoneデビューが出来る。
使用感
回線速度はLTEといってもかなり遅いのだが、LINEでは気がつかない。
ブラウジングしていると、少し遅いと感じる程度だ。
2015/11/9追記
私自身もiijにmnpし、本格的にmvnoを使い始めた。
こちらの記事で我々若い世代がハマりがちなmvnoを利用するときの注意点を紹介した。
2016/11/20追記
IIJにも慣れてきたので、今はsimが最大10枚も使えるファミリーシェアプランで家族3回線契約している。
10G/月なのだが、使い切らない分は最大20Gまで繰り越される。
親世代は余り容量を使わないので常に20Gの状態でウハウハである。
※このページに書いてある方法は、基本的にiphoneシリーズなら同じ。
これまで自分で試したのはiphone5c、iphone6、iphone6s。iphone7でもおそらく同様である。