XTONE XSONICレビュー【iPhone最強の192KHzオーディオインターフェース】

2020年は自宅勤務中のsirenです。
ギター+iPhoneに良い機材を手に入れたので、久しぶりの投稿です。

目次

xtone xsonicとの出会い

私は普段から、ギターの機材としてiPhoneで動作するオーディオインターフェースを使用しており、iPhone上では主にBIAS FX mobileをライブや練習で使っています。

やはりワイヤレス+モバイル用オーディオインターフェースという機材構成はコンパクトさが最強で、普通のエフェクターやシールドを使っている人からすると、機材準備中や演奏中「ギターしか持ってないように見える」くらいのインパクトがあると思います。ちなみにギターも最近はstrandbergを使用しているのでこれまた軽くて小さい。
最近では割とけいおん部や、セッションサークルでもこの構成は見るようになり、珍しくなくなってきましたが、スマートフォンや機材のスペックも上がり、良い音が出たり、操作も楽になってきたというのが大きいと思われます。

2020年3月に上述のiPhoneをマルチエフェクター・アンプ化するアプリ「BIAS FX mobile」に、後継の「BIAS FX 2 mobile」がリリースされました。
すでにBIAS FX2のMac版を利用しているのですが、要求スペックが上がったのか1より重くなったこともあり、モバイル版でも不安なためオーディオインターフェースも高性能なものに機種変することにしました。
ちなみにBias FX2系は、実際に持っているギターと違う、数々の有名ギターをシミュレーションする機能が増えていて、ストラトでレスポールの音を出すみたいな事ができたり、エフェクトも増えているのが魅力です。個人的にはBIAS FX (1)には無くてて不満だったオートワウが追加されたのが嬉しいです。

これまではLine6のSonic Port VXと、ペダルにBlueboardを使っていたのですが、ネットでiPhoneでも使えるオーディオインターフェースを調べていると、XTONE XSONICという製品を発見。

XTONE XSONICは、なんとサンプリングレート192kHz(元々使っていたsonic port vxは48kHzでしかない! iRig HD2でも96kHzまでです。)で、Blueboardを使わなくてもなんとペダルが3ボタン付いています。
しかも割と小さくて軽くて安い。三拍子揃っています。

これは素晴らしいということで早速購入しました。

xtone xsonic 開封の儀!

外箱です。

xtone xsonic外箱

開けてみると・・

xtone xsonic開封

内容物はこんな感じです。

ACアダプタ、USBケーブル、USBのiPhone、android変換ケーブル、持ち運びに便利な布製の巾着袋、そして本体、説明書など。

xtone xsonic内容物普段使う上では電源コードはPC/Mac/iPhoneからUSBで取れるので全く使いません。マイクを挿して使うときには必要なようです。

本体が結構コンパクトなサイズなのが分かりますでしょうか。

xtone xsonicのレビュー 

早速Bias FX mobileで使用したところ、「ローレイテンシー」で問題なく使えました。これは実際はサンプリングレートいくつなんだろう。sonic port vxでも使えたので48kHzでしょうか。

Mac版BIAS FXでは192kHzまで雑音が乗らずに使えました!音がすごく良くなった印象。耳で聞いてここまで変わるとはという感じです。

Bias FX mobile 2はというと、要求スペックが上がっているのか、私のiPhone Xsでは96kHzまでしか選択肢に出てきませんでした。それにしてもSonic Portの48kHzと比べれば倍です!レイテンシーも最小のものが選べました。素晴らしい。こちらも、かなり音が良くなった印象です。

xtone xsonicは高機能

他の製品と比較して割と最新だなと感じるのは、ペダルの左ふたつを同時押しするとBIAS FXでの使用を想定したモードになり、左右ふたつを同時押しするとAmplitubeモード、右ふたつを同時押しするとエフェクト単体をON/OFFするモードになるということです。
ちなみにiRigなどを使うときは、ペダルはblueboardを別途買って使うと思いますが、blueboardの機能としてはバンクセレクトか、midi信号を送るかの2モードしかありません。

ペダルとしてはちょっと小さいので靴で踏むときは少し注意が必要ですが、まあ使えてます。後日、こちらのフットスイッチハットを買ってつけたところ、靴でも押しやすくなりました!
コンパクトですが金属製で重量はあるので、踏んだ勢いでコケたりはしないと思います。
選択中のペダルのランプが光るので、ライブでも安心感はありそうです。

音量は真ん中のノブを回して調節できます。
出力音はかなり大きい印象で、普段家で使うときは、メーター9時くらい。MAXの1/4で使ってます。

ちなみにXTONE XSONICはPC/Macにも対応しているので、MacでもBias FX 2のオーディオインターフェースとして使っています。

不満点を挙げるとすると、やはり本体が小さいのでペダルがもうちょっと離れる横長にしてほしかった、というのはあるかもです。今の所、他には特に無い感じです。

日本語の紹介動画が今の所これだけのようです。

 

代理店が変わったみたいであまり日本で出回ってないみたいで、品薄ですが、
18,333円、iRig Proと大して変わらずこのスペックでしかもペダルも込みとなると、安いと感じました。

ペダルが6ボタンのXTONE XSONIC Proという製品もあるみたいです。Amazonの上記ページから選択できるので良かったら見てください。

品薄みたいなのでAmazonで買えたらラッキーです。

メルカリでもやはり品薄ですが、運が良ければ中古も狙えます。

Sonic Portはというと、これまた最近出たCubasis LE3のロック解除に使えるYAMAHAグループ製品だったりするので(ロック解除するとフル版へのアップグレード価格が約6000円→3000円に!)、まだしばらく家には置いておこうと思います。

参考
xtone xsonic 動作条件 / スペック

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